リバイヴ・・・ 〜蘇生〜

評価

セガサターンソフトに「慟哭」「慟哭 そして」というゲームがあったが、そのシリーズ的な作品。一つの閉鎖空間で起こる謎とトラップを解決しながら、個々のヒロインたちの真相をマルチシナリオで知っていくというADVだ。謎解き難易度が高く、一人一人の真相やエンディングを見るためには繰返しクリアする必要があり、かなり骨太のゲームとなっている。この手のゲームは人を選ぶ。楽しい人は楽しいし、面倒くさい人はとにかく面倒くさい。シナリオ的には意外性があるものではないだけに、全てのエンディングを見させようとする吸引力は弱い。従がって、マニア向けの一本と言えるだろう。



感想

18禁ではないのでH画面は少ない。
ハードなトラップは難易度高めで攻略本なしでは解決不可能に近い。
どうしても、攻略本ありきのゲームは好きになれない。
やっぱり攻略本なしでクリアしたほうが達成感あるし、
攻略本に頼ってしまうと楽しさが半減してしまう。
また、マルチシナリオやマルチエンディングも好きじゃない。
作り手にしてみれば意外にマルチ〜にしたほうが楽にシナリオやエンディングを作りやすい。
一本道のシナリオで全ての真相を解明しつつ特定のエンディングをつけるのには、
脚本家に高度な腕が必要だからだ。
それに、難易度は高くしようと思えばいくらでも高くできる。
ヒントを少なくすればいい。
難しいのは「解けなさそうで解ける」という絶妙なバランスのリドルだ。
近年のようにゲームがメジャーになり、数が必要とされるようになってからは難しいのだろうが・・・。



攻略メモ

攻略サイトが多数あるので参考にしてみてください。
自力でクリアしたい人のためにプレイのコツを。
まず、アイテムを集めること。
アイテムが欠けていると助けられない女の子もいます。
しかし、全てのアイテムが必要という訳ではない。
女の子によって攻略方法が異なるので、縛ってクリアすること。
中には全員助けるとエンディングが見れない女の子もいます。
これは特殊なエンディング計算式があるため。
トラップ回避の方法によって好感度の上昇が異なる場合があります。
トラップ回避のために一度その場を離れて別の場所から解決しなければならない場合もあります。

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